「BYD EXPLORER NO.1」は、国内造船所で建造された初の国産車輸出専用の自動車運搬船であり、「国車自運」時代の幕開けを告げるものです。

2024年1月9日、BYD初の自動車運搬船が山東省竜口で引き渡され出港しました。深セン小漠港で車両を積載した後、欧州に向かいます。

同船は「BYD EXPLORER NO.1」と命名され、中集グループ傘下の中集来福士が国際海運会社Zodiac Maritime向けに建造した7000台積載可能な自動車運搬船です。船主がBYDにリースして運航しており、BYDの「海外進出艦隊」の第1船となります。

同時に、国内造船所で建造された初の国産車輸出専用自動車運搬船であり、「国車自運」時代の幕開けを意味します。BYDの海外市場への迅速な納入と拡大を強力に支えることになります。

「BYD EXPLORER NO.1」の全長は199.9メートル、型幅38メートル、計画喫水8.6メートル、設計速力19ノット、積載台数は7000台です。

同船は2基のC型LNGタンクを搭載し、環境に優しい液化天然ガスを主機関や発電機などの主燃料として使用。窒素酸化物と硫黄酸化物の排出を大幅に削減し、最大航続距離は15,800海里に達します。新世代の省エネ・環境・高効率の自動車運搬船です。

リース船のほか、BYDは国内造船所に複数の自動車運搬船を発注しており、海外市場の急速な拡大に伴う輸送需要に対応しています。独自の自動車運搬船隊を構築することがBYDの重要戦略の一つとなっています。

さらにBYDは事業範囲を拡大し、国際船舶管理、無船運送業務、国際船舶代理店、港湾荷役、港湾貨物積み下ろし作業などの業務を新たに追加し、自動車海上輸送市場で大きな存在感を示す意向です。

データによると、2023年の中国の自動車輸出量は日本を上回り、世界最大の自動車輸出国となりました。

出典:中国航務週刊